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サンタクロース

オバケ度…
90% 
特定状況で「出る」  ○ 相手無差別に「出る」   ○ 
会話は不可  △ 独自の論理    ○ 
異形の姿     ○

オバケにプレゼントをもらう

クリスマスを楽しみにしているお子さんがたには申し訳ないが、私の基準ではこのキャラクターのオバケ度は90%、つまりサンタクロースは相当に立派なオバケである。

本当はコミュニケーション不可という項目も○を入れたかったのだが、このごろは大人たちがわざわざ「サンタさんにお手紙を書こう!」だの、「サンタさんからクリスマスカードが来る!」だのというお節介を色々しているのを考慮して△をつけた。



サンタクロースとのコミュニケーションを追求してはならない。不思議さが減り、結果としてつまらなくなってしまうはずだ。サンタのおじさんと対話が可能になった瞬間、魅力激減して子供はプレゼントにしか興味を持たなくなるという結果を招くと思う。クリスマスイベントを企画する方々、ご一考をお願いします。

日本ではそれほどでもないが、英語圏では、サンタはあんなに太っているのに、どうやって煙突から侵入できるのかとか、時差を考えても二十四時間しかないのに、なぜ世界中の子供たちにプレゼントを配れるのだろうとか、毎年ばかばかしくも真剣な論議が重ねられている。

やはり誰が考えてもサンタは普通の生物ではないのだ。あれはオバケの一種だという私の判断は間違っていないと信じている。

あ、もちろん、サンタの飼っているトナカイもオバケに決まっている。そうでなければ空を飛べないだろうし、ルドルフの鼻の頭が赤く光るわけもない。



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